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品番:1516
価格:1,540円(税込)
A5判、127頁
2009/03月 発売
ISBN 978-4-8072-1516-4
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■内容
インターネットや携帯電話が発達した現代では、さまざまな気象情報が簡単に手に入る。でも「明日は雨」「日中は南の風が吹く」といった情報を得るだけではもったいない。気象の基本を知れば、より多くの情報を得ることが可能となる。そこで、プレジャーボート向け気象情報提供サービスも手掛ける筆者が、海をフィールドに休日を楽しむ人たちに向けて、まったく新しいスタイルのハンドブックを送る。「難しい気象本はもういやだ」という自身の経験を基に、分かりやすいイラストと平易な言葉で、海の気象の基本をわかりやすく解説。
■もくじ
CHAPTER.1 天気予報
利用する前に知っておきたいこと
- 天気予報の歴史
- 天気予報の進化
- 天気予報が外れる理由
- 天気予報の欠点を知る
- 上手に天気予報と付き合う
- 日本沿岸の風情報
- メディアで情報を知る
- 遠い洋上での気象情報
- 衛星を使った気象情報
- 身近な気象観測の情報
- 風速の見極め方
- 天気予報の用語
- 観天望気のいろいろ
- 海の気象日記 vol.1「初めての洋上気象予報」
CHAPTER.2 気象の基礎知識
天気予報を理解するために
- 太陽からの熱エネルギー
- 熱エネルギーの運搬
- 水蒸気という存在
- 気象現象の大きさ
- 地球の自転と大気の渦
- 偏西風とその役割
- 寒気の流出
- 大気の安定、不安定
- 温暖前線
- 寒冷前線
- 低気圧と高気圧
- 熱帯低気圧と台風
- 風
- 雲
- 雨と雪
- 積乱雲の構造
- 霧
- 波の正体
- うねりと風浪
- 海流
- 水温
- 水温が示すサイン
- 海の気象日記 vol.2「南極航海での気象予報」
CHAPTER.3 実践的天気予報
自分自身で天気を予測する
- 天気予報の利用
- 局地気象
- 局地海象
- 海陸風
- 局地低気圧
- 平均と最大
- 上層天気図の活用
- 日本の四季「春」
- 日本の四季「夏」
- 台風の進路予測
- 日本の四季「秋」
- 日本の四季「冬」
- 雲を読む・1
- 雲を読む・2
- 海の気象日記 vol.3「アテネの空に日の丸を」
CHAPTER.4
異常気象
地球温暖化がもたらすもの
- 地球温暖化
- 気象レジームソフト
- 身近な影響
- 遠いところでの異変
お天気用語集
■著者:馬場正彦(ばば・まさひこ)